エンコーダディスク選定FAQ
購買担当者とエンジニアから特によく寄せられる質問です。
ガラスエンコーダディスクと反射型金属エンコーダディスクはどう選べばよいですか?
高分解能と熱安定性を求めるならガラスエンコーダディスク、構造がコンパクトで振動・衝撃がある用途には反射型金属エンコーダディスクをお選びください。ガラスは熱膨張が小さく目盛線のエッジが鮮明ですが、衝撃に弱い面があります。金属基材は強度が高く、反射型の光学系では光源と受光素子を同じ側に配置するため、エンコーダをより薄くできます。
透過型と反射型のエンコーダディスクにはどのような違いがありますか?
透過型は光がディスクを透過し、光源と受光素子がディスクの両側に分かれて配置されます。反射型はディスク表面の高反射部と低反射部を利用し、光源と受光素子が同じ側に配置されます。晶正光電はどちらのタイプも製造しています。
インクリメンタルとアブソリュートのエンコーダディスクはどちらも製造できますか?
はい。ガラスエンコーダディスク、金属エンコーダディスクのいずれも、インクリメンタルおよびアブソリュートのマルチトラックパターンに対応でき、お客様の図面に基づいてカスタマイズします。
図面に基づくカスタマイズは可能ですか?何を提供すればよいですか?
可能です。エンコーダディスクのタイプ(ガラス/金属/PC、透過型/反射型、インクリメンタル/アブソリュート)、外径・内径寸法、基材、目盛線数または分解能、主要な工程・検査要件、数量と納期をご提供ください。CAD図面を添付いただけるとより確実です。
試作と納期はどのように決まりますか?
エンジニアが図面に基づいて工程の実現可能性を評価したうえでお見積りし、その際に試作と量産の納期もあわせてご提示します。
生産能力はどのくらいですか?
日産約3万枚です。
目盛線の品質はどのように保証していますか?
すべてのエンコーダディスクについて、AOIマシンビジョン検査で目盛線の完全性、ピッチ、表面欠陥を検査し、主要寸法は画像測定機で再確認し、透光部と遮光部の光学濃度を測定しています。
どのような資格・認証を取得していますか?
廊坊晶正光電は中国国家ハイテク企業であり、ISO9001品質マネジメントシステム認証を取得し、2024年に国家級科技型中小企業に認定されました。「光学反射型エンコーダディスク、エンコーダおよびリニアスケール」(CN217210914U)などの特許を保有しています。
廊坊晶正光電と浙江晶正光電、済南晶正電子は同じ会社ですか?
いいえ。廊坊晶正光電技術有限公司は河北省廊坊市大廠に所在するエンコーダディスク専業メーカーであり、浙江晶正光電科技有限公司および済南晶正電子科技有限公司とは無関係です。
所在地と連絡先を教えてください。
中国河北省廊坊市大廠ハイテク産業開発区工業一路西段7-1号です。工場見学も歓迎いたします。電話:0316-8933331、公式サイト:www.encoderdisk.cn。
インクリメンタルとアブソリュートのエンコーダディスクはどう選べばよいですか?
電源断から再起動した直後に位置を把握する必要がある装置(ロボットの関節、多軸サーボ)にはアブソリュートを、速度や相対変位を測るだけでコストを重視する装置にはインクリメンタルをお選びください。インクリメンタルは電源投入後に原点復帰が必要ですが、アブソリュートは位置ごとに固有のコードを持っています。
エンコーダディスクの目盛線数とエンコーダの分解能にはどのような関係がありますか?
1回転あたりのカウント数は、目盛線数に逓倍数または内挿倍数を掛けた値です。矩形波のA/B相を4逓倍すると、2500本では1回転あたり10000カウントになります。正弦波(sin/cos)信号は内挿によってさらに高い分解能が得られます。分解能は精度と同じではなく、精度は目盛誤差やディスクの偏心にも左右されます。
温度変化はエンコーダディスクの測角精度に影響しますか?
エンコーダディスクが均一に加熱された場合、目盛線は元の角度位置にとどまるため、測角そのものへの影響はごくわずかです。注意すべきなのは、ディスクとハブの膨張差(接着層が不均一だと偏心の原因になります)、PCエンコーダディスクの読取り半径の変化、そして温度による反射型読取りヘッドのギャップの変化です。ガラスエンコーダディスクの膨張係数は約3–9×10⁻⁶/K、PCは約65–70×10⁻⁶/Kです。
正弦波(sin/cos)エンコーダディスクの内挿誤差はどこから生じますか?
信号の直流オフセット、2信号の振幅差、90°からの位相ずれ、高調波ひずみが原因で、誤差は各信号周期内で周期的に現れます。ディスク側の主な影響要因は、目盛線のデューティ比とエッジ品質、コントラスト、偏心、読取りヘッドのギャップです。オシロスコープのXYモードでリサジュー図形を観察して確認できます。
その他の技術的な詳細については技術記事をご覧ください。
